フランス海軍 (Part 0.25)

 戦間期のフランス海軍について書く(Part 1.0に入る)前に、19世紀末のフランス海軍について書いてみようと思います。第三共和政の成立(1871年)から大戦勃発(1914年)までの約40年―――いわゆる「ベル・エポック」の時代―――について、フランス海軍はどのような背景の下、どのような方針で海軍を整備していったのでしょうか?見てみましょう。

 

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フランス海軍 (Part 0)

 「海軍」という言葉を聞いて皆さんが思い浮かべるのはどこの国でしょうか?2度の世界大戦を通じて大国の地位を確固たるものとし、冷戦終結後の現在、世界最大の戦力を保有するアメリカ?それともかつて世界第3位の海軍戦力を有し、現在もアジア有数の艦隊を維持している日本?また、冷戦の時代に生きていた方々はソ連(ロシア)のイメージも大きいかもしれません。人によっては現在驚くべきスピードで艦隊の増強を推し進めている中国も出てくるでしょうか。

 このような質問をしておいて申し訳ないのですが、今日の記事、というより今後このブログに出てくる国は上記のような国々ではありません。今回は西ヨーロッパに位置し、国土が不規則な六角形をした革命とワインの国、フランスのお話です。

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始めてしまった

 1人で黙々と本を読んでいるのもなぁ、そうだ、考えを整理するためにブログでも開いて文字に起こしてみたらいいんじゃないか?という安易な発想で開設してしまいました。

 主に興味がある歴史や艦船の話とか、読んだ本の感想とか週末ぐらいにしようかな~と考えています。

 どれぐらい更新が続くかわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。では。